エンターグラム

エンターグラムは恋愛アドベンチャーや美少女ゲームの家庭用向け移植を多数展開。快適な操作性と魅力的なビジュアルで、新規ユーザーからコアユーザーまで楽しめる作品を送り出している。

受賞歴

  • 『あくありうむ。』がファミ通・電撃ゲームアワード2022のアクター部門最優秀賞を受賞しました。
  • 『黄昏に潜む梟と、明け方の昴』のシナリオ担当、桃ノ雑派氏が第67回江戸川乱歩賞を受賞しています。

発展の歴史

エンターグラムは、日本のゲーム業界において独自の地位を築いてきたゲーム開発・発売会社です。その歴史は、親会社であるTGL(テイジイエル)の多メディア事業部として始まり、現在に至るまで数多くの名作を生み出してきました。以下では、エンターグラムの設立から現在までの主要な出来事を年表形式で紹介します。

1999年:エンターグラムの前身となるNSPエンジニアリング設立

1999年8月5日、TGLの全額出資により「NSPエンジニアリング」として設立されました。当初はTGLのゲームソフトウェア開発を担う子会社としての役割を果たし、ゲーム業界への第一歩を踏み出しました。

2002年:TGL企画への商号変更

2002年11月、NSPエンジニアリングは「TGL企画」に商号を変更。これにより、TGLのゲームソフトウェア事業を正式に承継し、ゲーム開発・発売に特化した企業としての基盤を固めました。

2003年:TGLの多メディア事業を承継

2003年、TGLの多メディア事業を完全に引き継ぎ、独立した子会社としての体制を整えました。これにより、ゲームソフトウェアの企画・開発・販売に注力する体制が確立されました。

2016年:エンターグラムへの商号変更

2016年4月5日、TGL企画から「エンターグラム」へと商号を変更。これにより、新たなブランドとしての再出発を果たし、ゲーム業界における存在感をさらに高めました。

2022年:戯画ブランドの終了発表

2022年11月22日、エンターグラムは美少女ゲームブランド「戯画」およびその姉妹ブランド「プレカノ」の開発・販売を2023年3月31日をもって終了することを発表しました。これは、ゲーム業界の変化に対応するための戦略的な決断であり、新たな方向性を示す転機となりました。

現在:新たな挑戦と未来への展望

エンターグラムは、これまでの歴史を礎に、新たなゲーム開発やブランド展開に取り組んでいます。特に、PlayStationやNintendo Switch向けのゲーム開発に力を入れており、今後もゲーム業界をリードする存在としての活躍が期待されています。